これは私が大学生の頃の話です。
いつもの様に大学で講義を受けていると、
どうも視界の左の方から違和感を感じます。
講堂が半円形になっていて、反対側サイドから感じるのです。
男子の熱視線か?あ、それならいつものことだし(笑)
って、 いや違う、全然違う。
少し意識を左側に集中してみると、何かがいるのを感じました。
ああ、霊がウロウロしてるのかなーっと思ったのですが、
どうも変なのです。
何が変って、説明できませんが、いつも霊から感じる雰囲気というか
エネルギーというか、そういうのが何か違うんです。
何だろうかアレは・・・
しかし気にしすぎると講義が頭に入らないので、
左側のアレを意識から振り払い、講義を受けました。
そして講義が終わり、多分普通に霊だろうけど、
何か気になるので一応確認しようと思い、
席を立ちソレに近づいてみました。
50代くらいのおじさんが座っています。
が、やはり何か変です。
霊の様で、違う様で、でもやっぱり実体がない。
何だコレは・・・と思っていると・・・。
目が合いました。
( ・ω・)・・・・・・(・ω・ )
「あれ、見えちゃう?」
(爽やかでノリが軽い感じでテレパシーが)
はい、見えますけど・・・
「ふうん、珍しいね」
いや、おじさんこそ、珍しいっていうか、なんか変な・・・
「ああ、僕は死んでないからね」
これは、よく有る『死んだことに気づいてないパターン』かな?
いや、そこら辺にいる霊とは確かに全然違うので
じゃあどっかに生きてる体があるんですか?
と聞いてみました。
「体は海外で今は夜だから暗くして横になってるよ。
それで意識の8割くらいこっち来てるんだ」
何それすごい!( ̄□ ̄;)
「この教授とは縁があってね、よく講義を聞きにきてるのよ」
そ、そうなんですか・・・
「まあ、そういう事、じゃあね」 ←最後まで爽やかで軽い
と、いなくなるおじさん。
ちょっとオネエ系な雰囲気。
あ、これはもしや体外離脱ってやつじゃあ・・・
意識的に行き先や目的まで決められる人いるんだ・・・
凄い!凄すぎる!
まるで漫画の世界みたいじゃないー?!
(って、私もよく漫画みたいと周りから言われますが)
もっと話したかったなー!なんて思ったり。
でもまあ、オリンピック選手だって私から見れば十分に超人的で
自分ができないことができる、体感できないことが体感できる
っていうことは、ほんとにスゴイなぁ不思議だなぁと思いますね。
あのおじさん、ちょっとうらやましいなぁ
いやいや!いかんいかん!
人の能力を羨んでもキリがない
自分にできることを精一杯コツコツとやる!
結局、これが一番なんですよね!
コメント